大河、CM、映画合わせ5億円超!?沢尻エリカ容疑者、薬物逮捕で巨額賠償か
- 事件・事故
- 2019年11月17日
女優、沢尻エリカ容疑者(33)の逮捕を受け、関係各所は対応に追われた。特にNHKは来年1月5日スタートの大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・0)に沢尻容疑者が主要キャストで出演し、すでに撮影が始まっているだけに大わらわ。映画やCM業界も大混乱で影響が拡大することは必至だ。広告業界関係者は「沢尻容疑者サイドの負う損害賠償は少なくとも5億円以上」と厳しい見方を示した。
スター女優の逮捕でドラマや映画、CM業界も大混乱となっている。
特にNHKは大打撃。来年の大河ドラマ「麒麟がくる」に、主人公・明智光秀の主君である斎藤道三の娘で後に織田信長の正妻になる帰蝶(濃姫)役で来年1月5日の初回から登場予定だったが、降板は免れない。
撮影は6月から始まっており、関係者によると、すでに10話前後まで収録済み。同局は「現在は事実関係を確認している。今後の対応は検討中です」とショックを隠しきれない。代役を立てて撮り直すとなると、バラしたセットを建て直す必要があり、番組関係者は「損害は億単位になる」と肩を落とす。
大河をめぐっては、放送中の「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演していたピエール瀧(52)が麻薬取締法違反で3月に逮捕され、三宅弘城(51)を代役に立てて撮り直すなど大騒ぎとなったばかりだ。
さらに、沢尻容疑者はP&Gの柔軟剤「レノアハピネス」と求人検索エンジン「Indeed Japan」のCM2本や、マンダムのスキンケア「バリアリペア」のポスターやポップなどに出演。P&GとIndeedは、すでに公式サイトから動画を削除した。
また、出演映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督)も公開中。配給元は「事実関係を確認している」と戸惑いを隠せない。
広告業界関係者によると、「損害賠償金は、CMなど3本だけでも2億5000万円ほどになる。映画はDVDとパッケージで契約する場合が多く、大河は撮影に入っているので、億単位になる可能性がある。合わせて少なくとも5億円以上になる」と話している。
今後、所属事務所が関係各所に謝罪行脚することになるのは必至。沢尻容疑者の犯した罪の代償は計り知れない。事件の余波はしばらく続きそうだ。
一言コメント
こうなると分かっていても止められないのかね。
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