死亡したIS元最高指導者の姉か、トルコが拘束との情報
- 国際
- 2019年11月6日
【AFP=時事】(更新)シリア北部に展開するトルコ軍部隊が、米国の急襲作戦により死亡したイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の元最高指導者アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)容疑者の姉とされる女を拘束したと、トルコ政府高官が5日、明らかにした。
この高官が匿名を条件にAFPに明かしたところによると、女はアザズ(Azaz)の町に近い場所で行われた捜索で拘束された。女の氏名はラスミヤ・アッワード(Rasmiya Awad)で、1954年生まれだという。
女は夫と義理の娘1人、5人の子どもと一緒だったとされる。同高官は「現時点で大人3人を尋問している」と明かした。
また今回の拘束で、女のISについての知識がISへの理解を大きく広げる可能性があり、さらなる構成員の拘束に加え、トルコ自ら、また欧州の他地域を「テロリスト」から防衛する一助にもなり得ると同高官は述べ、女の拘束が「情報の宝庫」をもたらし得るとの期待を示している。
女の拘束については、在英のシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)も確認した。
監視団のラミ・アブドルラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、アザズ近郊のキャンプで「トルコ軍部隊が昨夜、バグダディ容疑者の姉を拘束した」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News
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権力も持っていたのだろうか?
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