東海大 16年ぶりV!全日本大学駅伝 最終8区で青学大を逆転、箱根連覇に弾み
- スポーツ
- 2019年11月4日
◇全日本大学駅伝(2019年11月3日 愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前 8区間106.8キロ)
学生3大駅伝の第2戦、全日本大学駅伝は3日、愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前の8区間106・8キロのコースで行われ、東海大が5時間13分15秒で16年ぶり2回目の優勝を果たした。2位に青学大、3位には駒大が入った。
東海大の最終8区(19・7キロ)の名取燎太(3年)がガッツポーズでゴールテープを切ると、チームメートが駆け寄り、瞬く間に歓喜の輪が広がった。選手たちに胴上げされた両角速監督(53)は「2年連続で2位だったので今年こそはと思っていた。苦しい場面でもあきらめずに仲間を信じてタスキをつなげることができた」と笑みを見せた。
1区(9・5キロ)で小松陽平(4年)がトップと9秒差の3位発進。2区(11・1キロ)で西川雄一朗(4年)で6位に落ちたものの、3区(11・9キロ)の塩沢稀夕(3年)で再び3位に浮上。4区(11・8キロ)西田壮志(3年)が区間賞の走りで2位に上がり、5区(12・4キロ)の市村朋樹(2年)がトップに立った。6区(12・8キロ)郡司陽大(4年)が順位をキープし、7区(17・6キロ)松尾淳之介(4年)で2位に後退したが、8区の名取が攻めの走りで青学大を逆転した。
【上位成績】
1位 5時間13分15秒 東海大
2位 5時間14分59秒 青学大
3位 5時間15分04秒 駒大
4位 5時間15分35秒 東京国際大
5位 5時間15分40秒 東洋大
6位 5時間17分04秒 早大
7位 5時間17分34秒 国学院大
8位 5時間19分38秒 帝京大
※8位までが来年のシード権を獲得
9位 5時間19分46秒 順大
箱根も楽しみになってきた。
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