マラソン変更「それなら北方領土くらいで」 小池知事
- スポーツ
- 2019年10月18日
2020年東京五輪のマラソンと競歩をめぐり、国際オリンピック委員会(IOC)が暑さ対策として、会場を東京から札幌に移す計画を発表したことについて、東京都の小池百合子知事は17日午前、「たぶん東京は一番最後に知らされたんじゃないか。まさに青天のへきれきだ」と述べた。
都内であった連合東京の定期大会での来賓あいさつで発言した。「マラソンコースではそれぞれの自治体や地域の方々が楽しみにして、どうやって盛り上げようかと考えていたところ、突然降ってわいたような話」と明かした。
また「涼しいところでというのなら、『北方領土でやったらどうか』くらいなことを連合から声を上げていただいたらと思うわけです」とも発言。さらに「ロシアのプーチン大統領と親しい総理や森(喜朗・大会組織委員会)会長でいらっしゃるから、『平和の祭典を北方領土でどうだ』ということぐらい、呼びかけてみるのはありかと思います」と述べた。
北方領土をめぐる発言について、小池氏は17日夕方、記者団の取材に対し、「突然の札幌、北の方だからということだったので、一案として申し上げた」と述べた。「発言の撤回は」と尋ねられると、「一案ということ」と繰り返した。
一方、組織委の森会長は、都内で記者団に「きわめて無責任なことだ」と述べた。
一言コメント
小池知事の気持ちもよくわかる。
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