【ソフトバンク】パ初の4連勝で日本S進出決定! 今宮CS初3本塁打で5安打6打点、第1Sから6連勝で3年連続CS突破
- スポーツ
- 2019年10月14日
◆2019 パーソル クライマックスシリーズ・パ 最終ステージ第4戦 西武3―9ソフトバンク(13日・メットライフドーム)
パ・リーグ2位から3年連続日本一を狙うソフトバンクが、パ・リーグ史上初となる4連勝でクライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージ(最終S)突破を決めた。3年連続の日本シリーズ(S)進出となった。
圧倒的な強さを見せつけた。ファーストステージ(第1S)では、初戦を楽天に奪われながら、2連勝で最終Sに駒を進めたソフトバンク。勢いそのままに最終Sでも3連勝で日本S進出に王手をかけた。12日は台風19号の影響で試合は行われず、この日に順延となったが、流れは変わらずに序盤から試合の主導権を握って、逃げ切った。
最終S4試合目で初めて初回に先制点を奪えなかったが、3回に今宮のソロ本塁打で4試合連続先制。4回にグラシアルがシリーズ3本目の本塁打となるソロを左翼席上段に運び、甲斐も左翼線への適時二塁打を放ち、リードを3点に広げた。
3回まで無失点で好投を見せていた先発・バンデンハークは、4回に山川に左前適時打を浴び、5回にメヒアにソロを被弾。5回途中で70球、6安打2失点でマウンドを降り、継投策に入った。2死満塁となった5回のピンチは外崎を高橋純が二ゴロに打ち取って切り抜けると、1点差に迫られた6回には、今宮のこの試合2発目となる2ランが出て、リードを3点に広げた。
7回にも代打・長谷川勇、今宮のタイムリーが出てさらに2点を追加した。さらに今宮は9回にも2ラン。CSでの1試合3本塁打は史上初の快挙となった。今宮は5安打6打点と大活躍だった。点差を広げて終盤を迎えると、救援陣がリードを守って逃げ切った。ソフトバンクは投打がかみ合って、終始西武を圧倒した。
ソフトバンクの日本S進出は17年から3年連続。14年からの6年間では、16年をのぞく5度目のCS突破だ。柳田、バンデンハーク、石川らシーズン中は故障で出場機会の少なかった選手がCSからはフル回転。内川への代打やバント、細かな継投など工藤監督の采配も光った。日本Sは19日に幕を開ける。
▽バンデンハーク(5回途中2失点)「自分の持っている球種を全て使って抑えることが出来た。(甲斐)拓也のリード、マッキー(牧原)の守備など野手の皆さんに助けてもらった」
▽今宮(先制のソロなど3本塁打)「甘く来たボールをしっかり仕留められました。先制点を取れてよかったです」
▽グラシアル(4回3号ソロ)「先頭バッターだったので何とか出塁したかった。最高の結果になってくれたし、追加点を早く取りたかったので、取れてよかったよ」
▽甲斐(4回に適時二塁打)「何とか次につなごうと思って打ちに行きました」
◆CS最終S結果
〈第1戦〉8〇4 1点を追う8回に内川に代打・長谷川勇を送り、左前適時打で同点に追いつくと、森の捕逸で勝ち越し。先発・和田は4回3失点だったが、5回以降を5投手で1失点リレーした。
〈第2戦〉8〇6 初回に5番に抜てきした中村晃が先制の適時打を放つと、3回には追加点となる2ランも放ち起用に応えた。8回には2点差までに迫られるも、守護神・森が8回2死からイニングまたぎで好投して締めくくった。
〈第3戦〉7〇0 千賀が8回126球、2安打無失点と好投。2戦目から1番で起用されている牧原が2ランなど3安打4打点と躍動した。
一言コメント
巨人とどんな試合をするか楽しみだ。
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