日本戦「日程変更してでも」 スコットランド協会が訴え
- スポーツ
- 2019年10月12日
台風19号の影響を考慮し、ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の日本―スコットランド(13日)の実施可否は最終的に試合当日に決まる。スコットランド協会の最高責任者、マーク・ドッドソン氏は11日、13日に開催できない場合は日程や会場を変更してでも行うべきだと訴えた。
大会規定で中止試合は引き分け扱いとなり、その場合、スコットランドが1次リーグで敗退する可能性が高い。ドッドソン氏は「大会のインテグリティー(健全性)に関わる。日程に柔軟性を持たせるべきで、再考してほしい。開始を24時間遅らせてでもプレーしたい。どこでも、無観客でも構わない」と話した。英メディアによると、中止となった場合は主催者側への法的措置も検討しているという。
これまで12日に予定されていたニュージーランド―イタリア、イングランド―フランスの2試合が中止になった。イタリアは勝てば決勝トーナメント進出の可能性があった。ドッドソン氏は「イタリアのことは残念に思う。決勝トーナメント進出が決まっていたイングランドとフランスの試合と(日本―スコットランド)は重要性が違う。どのチームが勝ち抜くか、きちんと試合で決めるべきだ。多くのファンも同じ意見だと思う」と語った。
一方、日本のジョセフHCは「選手、スタッフ全員がプレーしたいと思っている。我々は、世界のエリートチームの一つと認められるくらいのプレーをしている」と厳しい口調で話し、試合実施を望む姿勢を強調した。
大会を主催する「ワールドラグビー」は、スコットランド協会も大会規定に合意していたとして「コメントにがっかりしている」と声明を出した。
一言コメント
勝って突破すれば、この問題もスッキリ解消だ。
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