日本の決勝トーナメント進出はスコットランド戦が大一番に ラグビーW杯
- スポーツ
- 2019年10月6日
ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で、1次リーグA組の日本は5日のサモア戦に勝ち、かつ4トライ以上のボーナス点1を含む勝ち点5を獲得した。3戦3勝で勝ち点14とし、最終戦のスコットランド戦が、初の決勝トーナメント(準々決勝)進出を懸けた大一番になる可能性が高まった。
全20チームが4組に分かれ5チームが総当たりする1次リーグは、各組の勝ち点上位2チームが決勝トーナメントへ進む。勝ち点は勝利が4、引き分けは2、敗戦は0で、勝敗に関わらず4トライ以上を奪うか、7点差以内の敗戦でボーナス点1を得られる。勝ち点が並んだ場合は直接対決の結果で順位を決める。
5日の日本―サモア戦が終わった時点での主なチームの勝ち点は、日本14(残り1試合)▽アイルランド11(残り1試合)▽スコットランド5(残り2試合)。日本―スコットランド戦の前に行われるスコットランド―ロシア戦(9日)、アイルランド―サモア戦(12日)で、スコットランドが負けるか引き分け、またはアイルランドが負ければ、その時点で日本の2位以上が確定する。
しかし、スコットランドとアイルランドは世界ランキングで相手を大きく上回り、勝つ公算が大きい。両チームが勝ち点5を獲得したと仮定すると、リーグ最終戦の日本―スコットランド戦を、アイルランドは勝ち点16▽日本は同14▽スコットランドは同10――で迎える。
日本は勝つか引き分けでA組を1位通過。負けてもボーナスで2点を加えれば、スコットランドには勝ち点で抜かれず、並んだアイルランドには直接対決で勝っているため1位となる。ボーナス点1の場合は、スコットランドに4トライ以上で得られるボーナス点1を与えなければ2位通過。4トライ以上を取られると勝ち点で並び直接対決で敗れているため、3位で1次リーグ敗退となる。日本がボーナス点を取れずに負けた場合も敗退が決まる。
一言コメント
こうなったら全勝で通過するしかない!!
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