台風18号 沖縄付近を北上中 3日(木)は九州北部に接近のおそれ
- 政治・経済
- 2019年10月1日
大型で強い台風18号は、沖縄の宮古島、石垣島などの先島諸島から離れつつあるが、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、きょう10月1日(火)昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒が必要だ。また、海上はうねりを伴って大しけとなっていて、高波にも警戒が必要となる。台風の北上と共に、2日(水)から3日(木)にかけて、西日本では台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、雨量が多くなり大雨となるおそれがある。
大型で強い台風18号は、1日午前3時には与那国島の北約200キロの海上を、1時間におよそ30キロの速さで北へ進んでいる。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで、中心の東側170キロ以内と西側110キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっている。
台風は、この後も東シナ海を北上し、2日(水)には次第に進路を北東に変える見込み。その後、3日(木)には朝鮮半島付近に進んで九州北部に接近するおそれがある。台風は、4日(金)には日本海へ進み、温帯低気圧に変わる見込み。
沖縄ではきょう1日(火)朝にかけては非常に強い風が吹き、昼前にかけて大しけとなる見込み。沖縄では、高波に警戒し、強風に注意が必要となる。また、2日(水)から3日(木)は、九州北部を中心に非常に強い風が吹き、うねりを伴い大しけとなる見込み。
沖縄の宮古島、石垣島などの先島諸島では、10月1日(火)朝にかけて雷を伴い激しい雨が降る見込み。先島諸島では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、1日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水に注意が必要となる。
また、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。
台風の北上と共に、2日(水)から3日(木)にかけては、西日本では台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、雨量が多くなり、大雨となるおそれがある。
一言コメント
雨も風も警戒が必要だ。
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