スコットランドがサモアに完勝 A組日本含め混戦へ
- スポーツ
- 2019年10月1日
<ラグビーワールドカップ(W杯):スコットランド34-0サモア>◇1次リーグA組◇30日◇兵庫・御崎公園球技場
ほぼ満員に埋まった会場に、スコットランドの民俗楽器バグパイプの音色がこだました。
日本の決勝トーナメント進出の行方を左右する同組の対戦。スコットランドは前半3分にSHグレイグ・レイドローのPGで先制する。その後は鮮やかな攻撃で、大観衆を魅了した。
同29分に敵陣右からSOフィン・ラッセルが、逆サイドへ意表を突くキックパスを通した。これを受けたWTBショーン・メートランドが、左隅へチームの今大会初トライを挙げる。その4分後には約40メートルをつなぎ、最後はSHレイドローがトライを奪った。
圧巻は同37分。ハーフエラインでボールを受けたFBスチュアート・ホッグが、DGを狙った。まるでドラマ「ノーサイドゲーム」の七尾のようなキックに、スタジアムは大歓声に包まれた。
スコットランドは前半を20-0で折り返し、後半には認定トライ2本を追加。後半途中には上半身裸のファンが3度もグラウンドに乱入する珍事があった。
スコットランドが34-0でサモアに完勝。4トライ以上のボーナスポイントも加算し、勝ち点5を積み重ねた。
A組は日本、アイルランド、スコットランドの3カ国が、三つどもえになる可能性が出てきた。
一言コメント
日本は次もキッチリ勝つしかない!!
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