大型台風17号 三連休は全国的に大荒れ 前線も活発化
- 政治・経済
- 2019年9月20日
19日(木)午後3時、沖縄の南で発生した大型の台風17号は、21日(土)に沖縄地方に最接近した後、22日(日)には西日本に接近する見込み。台風はその後、温帯低気圧の性質を帯びつつ、勢力を保ったまま、23日(月・秋分の日)から24日(火)には、北陸や北日本に接近するおそれがある。
大型の台風は19日夕方、ゆっくりした速さで西北西へ進んでいる。中心の気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。台風は発達しながら北上し、21日に沖縄地方に最接近した後、東シナ海を北上し、22日には九州を中心とした西日本に接近する見込み。
その後、日本海を北東に進み、温帯低気圧の性質を帯びつつ、勢力を保ったまま23日から24日に北陸や北日本に接近するおそれがある。
また、台風の北上に伴い、日本の南に停滞している前線も北上して、活動が活発となる見込み。
沖縄・奄美では風が強まっており、海はうねりを伴ってしけている。20日(金)からうねりを伴った大しけとなり、沖縄地方では非常に強い風が吹く見込み。20日にかけて予想される最大瞬間風速は、沖縄地方で30メートル。20日にかけて予想される波の高さは、沖縄・奄美で6メートル。21日には、さらに風が強まり、沖縄地方では大荒れとなり、海上は猛烈なしけとなるおそれがある。暴風や高波に警戒が必要だ。
また、台風の北上に伴い、西日本では22日頃を中心に暴風や大しけとなり、その後、23日から24日頃にかけては、北陸や北日本でも暴風や大しけとなるおそれがある。また、23日頃は関東でも、南よりの強風が吹く可能性がある。
沖縄・奄美地方に台風周辺の雨雲がかかり、激しい雨や非常に激しい雨の降るおそれがある。また、九州南部も前線の北上により、20日から激しい雨が降る見込み。
大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう心掛けたい。なお、台風の接近や前線の活動の活発化に伴い、西日本でも22日を中心に大雨となる見込み。今後の台風情報に注意が必要だ。
一言コメント
イヤなコースになってきた…
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