トランプ米大統領、48時間以内にイラン制裁=サウジ攻撃は「戦争行為」
- 国際
- 2019年9月20日
【ワシントン時事】トランプ米大統領は18日、サウジアラビアの石油関連施設への攻撃に関し、イランが関与しているとみて、新たな制裁措置を「48時間以内に発表する」と表明した。
具体的な内容に触れなかったが「非常に厳しいものになる」としている。西部カリフォルニア州で記者団に語った。
また、イランに対して「何かしなければならないなら、ためらわない」と強調。ただし「(戦争という)究極の選択肢に至らないものも数多くある」とも述べ、大規模な武力行使に改めて慎重姿勢を示した。トランプ氏はこれより先、ツイッターに「イラン制裁を大幅に強化するよう財務長官に指示した」と投稿していた。
一方、ポンペオ国務長官は18日、サウジ訪問に向かう機中で記者団に、今回の攻撃を「戦争行為」と非難。サウジ到着後のムハンマド皇太子との会談でも、「(攻撃は)サウジの安全保障を脅かすだけでなく、在留米国人の生命や世界のエネルギー供給を危険にさらす、受け入れられない行為だ」との認識で一致した。
ポンペオ氏とムハンマド皇太子はまた、「イラン政府が好戦的で無謀かつ脅迫的な振る舞いを続けていることについて、責任を取らせるべきだ」という立場で足並みをそろえた。
一言コメント
さらに泥沼化しそうな様相を呈してきた。
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