東名道あおり、器物損壊容疑で男逮捕 エアガンなど押収 兵庫県内で出頭
- 事件・事故
- 2019年9月14日
愛知県の東名高速道路上り線で乗用車が後続のワゴン車にあおり行為を受け、エアガンのようなものを発射された事件で、県警は14日、兵庫県尼崎市の男(40)を器物損壊容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。男はワゴン車を乗り捨てて逃走していたが、兵庫県内の警察署に同日未明に出頭した。
愛知県警によると、男は8日午前7時ごろ、日進ジャンクション(愛知県日進市)―東名三好インターチェンジ(同県みよし市)間の追い越し車線で、名古屋市の男性会社員(23)の車に対し、ワゴン車で急接近したりクラクションを鳴らしたりするあおり行為を約5分間繰り返したとしている。その後、エアガンのようなものを発射して男性の車を傷つけたとされる。
ワゴン車はあおり行為から約1時間後、岐阜県瑞浪市内の中央自動車道上り線で燃料切れになり停車。警察官が路肩にいた男女を見つけ、男に話を聴こうとしたところ「トイレに行く」と言って、女性を残して逃走した。ワゴン車は神奈川県内で盗まれたもので、車内からはエアガン1丁と大量のプラスチック弾、ナンバープレートの偽造用パーツなどが見つかった。
同乗していた女性は愛知県警に対し「男とはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で知り合い、大阪市内から東京まで送ってもらう予定だった」などと話しているという。
事件を巡っては、京都市や神戸市内でも車や人が、男が使用していた車に似たワゴン車からエアガンのようなものを撃たれたという被害が計4件確認されており、県警は関連を調べている。
一言コメント
余罪も相当ありそうだ。
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