強い台風13号 5日昼前後に先島諸島に最接近 暴風、高波、高潮に厳重警戒
- 政治・経済
- 2019年9月5日
強い台風13号は、4日午後3時、沖縄の石垣島の南南東にあり、ゆっくりとした速さで北東に進んでいる。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は50メートル。
台風は発達しながら先島諸島の南を北上し、暴風域を伴い5日昼前から昼過ぎにかけて先島諸島に最も接近する見込み。その後、台風は7日(土)にかけて、速度を上げて東シナ海を北上する予想だ。
先島諸島では、4日夜から非常に強い風が吹いてうねりを伴った大しけとなり、台風の接近に伴い5日昼前から夜遅くにかけて猛烈な風が吹き、5日夜から6日(金)にかけて猛烈なしけとなる見込み。
沖縄本島地方でも、次第に風が強まり5日は暴風となって大しけとなり、6日は猛烈なしけとなる所がありそうだ。暴風やうねりを伴った高波に厳重な警戒が必要だ。
また、6日から7日にかけては、九州の東シナ海側でも風が強まり、しけとなるおそれがある。
沖縄地方では先島諸島を中心に台風周辺の雨雲がかかり、大気の状態が非常に不安定となっている。沖縄地方では4日夜から6日にかけて、台風周辺や台風本体の発達した雨雲により雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう心掛けたい。
台風の接近に伴い、沖縄地方では5日夜から6日にかけて、潮位の高くなる所がある見込み。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に厳重な警戒が必要だ。
一言コメント
9月の台風も要注意だ。
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