錦織 全米OP7度目の3回戦進出、世界108位に苦戦も熱戦制す<男子テニス>
- スポーツ
- 2019年8月29日
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日、男子シングルス2回戦が行われ、第7シードの錦織圭が世界ランク108位のB・クラン(アメリカ)を6-2, 4-6, 6-3, 7-5で破り、2年連続7度目の3回戦進出を果たした。
この日、錦織は第3ゲームでクランの強烈なサービスに対してリターンからチャンスをつくり、ネットプレーを決めるなどでブレークに成功。さらに第7ゲームではバックハンドの強打を放ち、再びクランのサービスゲームを破る。続く第8ゲームは2本ダブルフォルトをするも、28分で第1セットを先取。
第2セット、好調の錦織は第3ゲームでクランからミスを誘い出して優位に立つと最後はリターンエースを決めてブレークし、ゲームカウント4-2とする。しかし、クランの強打が決まり始めると、第7ゲームから4ゲームを連取させてセットカウント1-1に追いつかれる。
第3セットもクランの強打に苦しんだ錦織だったが、第5ゲームでパッシングショットを決めるなどでブレークに成功。第8ゲームではサーブ・アンド・ボレーでポイントを獲得してピンチをしのぎ、第9ゲームもブレークして勝利へ王手をかける。
第4セット、第2ゲームで錦織がブレークする好スタートを切り、ゲームカウント5-1とリード。そこから4ゲームを連取されたが、第12ゲームでクランのサービスゲームを破り、2時間30分を超える熱戦を制した。
3回戦では、第31シードのC・ガリン(チリ)と世界ランク38位のA・デ ミノー(オーストラリア)の勝者と対戦する。
一言コメント
この先は楽に勝たせてくれないだろう。
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