トランプ氏「韓国と日本は仲良くしなければならない」
- 国際
- 2019年8月10日
トランプ米大統領は9日、半導体材料の対韓輸出規制や元徴用工訴訟を巡り悪化する日韓関係について「韓国と日本は仲良くしなければならない。協議の席に着くべきだ」と述べた。「両国は頻繁に対立している。そのことが我々(米国)を困難な立場に追いやっている」と不満を示した。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団を前に「同盟国である両国が友好関係でなかったら、我々は何をやっているんだという話になる」と繰り返した。トランプ氏は7月、日韓対立状況の打開に向けて韓国の文在寅大統領から直接、協力を求められたことを明かし「求められれば関与する」と仲介に意欲を示していた。
トランプ氏はまた、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長から「昨日、新たな美しい手紙を受け取った」と明らかにした。北朝鮮は短距離弾道ミサイルの発射を繰り返しているが、首脳間での良好な関係の継続を強調した。
トランプ氏は「非常に前向きな内容だった」と指摘。「新たな会談があると思っている」と述べた。3ページの書簡には「個人的な内容」が含まれ「演習実施への不満」なども記されていたという。
北朝鮮は今月始まった米韓合同軍事演習に反発し、7月下旬以降、弾道ミサイルなど飛翔(ひしょう)体を4回発射した。北朝鮮との対話方針を維持するトランプ政権は、発射を問題視しない姿勢を維持しているが、6月の会談で両首脳が合意した非核化に向けた実務者協議の再開は依然、実現していない。トランプ氏はこれまで複数回、親書を受け取っている。
一言コメント
言いたいことはわかるけどね。
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