加藤浩次「吉本興業」退社はいったん保留 大崎会長との会談「平行線のまま」「合致点が見つからない」
経営陣が刷新されなければ、所属する吉本興業を辞めると明言していたお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次(50)が24日、MCを務める日本テレビ系『スッキリ』(月~金 前8:00)に生出演。大崎洋会長(65)との話し合いについて「平行線のまま」「合致点がなかなか見つからない」として、同社退社はいったん保留とした。
番組オープニングでは今回の問題について「こんな事態になっていることをお詫びしたい」と謝罪し、大崎会長との話し合いについては「大崎会長は自分の今の体勢でなんとか吉本をこれから変えていきたいんだと…。いろいろな改革案みたいのを僕は聞かせて頂きました」と報告。
「平行線で3時間話すことになって。結果としてやっぱり一回大崎会長は『持ち帰えらせてくれ』という形になって。まだ平行線のままですね」と現状を伝え「これからさらに話す機会を持ちながら」と明かした。
続けて「『僕自身の意志は固いんです、大崎さん』という話もしましたけど、大崎さんは『今決めることはでけへん』ということで、言われたんで『わかりました』ということで僕は帰ってきましたね」と話した。
同じくMCを務める近藤春菜(36)の「会長の意思も固い?」の質問には「自分が会社を変えるべきなんだという気持ちが強い。ただあの記者会見をそこまで悪いと思ってない、岡本社長がやった会見をそこまで悪いと思っていないというのは、ちょっと『ん?』っていう部分はあったんですけど」。「そこは会社側の意見ということで僕の意見、僕の考え方とはちょっと違ってたということなんですけども、これからまた引き続き話もしながら、決定していきたいと思います」とした。
最後は「僕の意思はそんなに変わらないと思うんですけど、会長としてどういう改革ができるのかというのを大崎さんにしっかり聞いて(皆さんに)お伝えできればいいと思います」と語った。
吉本所属の芸人らが振り込め詐欺グループの宴会に出席して金銭を受け取るなどした「闇営業」問題を巡り、岡本昭彦社長(53)が22日、都内で会見。きのう23日の同番組では、会見内容に疑問を呈しながら会見にあった“ウソ”も指摘。さらに大崎洋会長(65)と「きょう夕方から話し合う」と明かし、その日の夕方に大崎会長との会談に臨んだ。
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