セブンが2段階認証導入を発表
- 企業・経済
- 2019年7月6日
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は5日、セブン-イレブンで使えるスマートフォン決済「7pay(セブンペイ)」で不正利用の被害が発生したのを受け、安全対策強化を目的にした新組織「セキュリティ対策プロジェクト」を同日、立ち上げたと発表した。
不正が起きた原因の分析と特定を行い、安全対策を強化するというが、一時停止した新規登録の再開時期などについては「めどは立っていない」(広報)という。
被害については、4日に発表した、利用者約900人で計約5500万円のままで、5日夜時点で「拡大は確認されていない」(同)としている。
サービス再開に向けた具体的な安全対策としては、対応していなかった「2段階認証」を導入し、1回あたりのチャージ(入金)金額の上限を3万円から引き下げることなどを予定している。
安全対策強化として、セブン&アイHD傘下でセブンペイを運営するセブン・ペイの社内にサービス利用状況などを監視する要員を従来の4人から20人に増員。グループ横断的に安全対策を見直すとして、プロジェクトの総責任者にセブン&アイHDの後藤克弘副社長が、その下のリーダーにセブン・ペイの小林強社長らが就任した。
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