【九州大雨】九州南部 今夜は土砂災害や河川の氾濫に厳重警戒
- 政治・経済
- 2019年7月4日
今日3日(水)夕方前になって九州南部は雨の勢いがやや落ち着いています。
それでも18時までの1時間に鹿児島で17.0mm、鹿児島県指宿で27.0mm、宮崎で13.0mmを観測するなど、1時間に20mm前後の雨が継続。また、24時間の雨量は鹿児島県吉ケ別府や大隅で300mmを超え、鹿児島でも250.5mmを観測しました。
鹿児島で24時間雨量が200mmを上回るのは、2015年6月25日(207.0mm)以来、4年ぶりのことです。
土砂災害、河川氾濫の危険性がさらに高まる
降り始めからの総雨量や24時間雨量の増加に伴い、土の中には多くの水が含まれ、土砂災害の危険性が増しています。
鹿児島県内の広い範囲で極めて危険なレベルに達しており、いつ発生してもおかしくありません。
また、川が増水し、肝属川や万之瀬川で氾濫危険水位に達したほか、一部氾濫が発生した河川もあります。
鹿児島湾は20時過ぎに満潮を迎えるため、川の水が海に流れにくくなり、より水位が上がりやすくなるため、河川の氾濫にも警戒が必要です。
今夜は再び猛烈な雨に警戒を
これから今夜遅くにかけては新たに活発な雨雲が流れ込んでくるため、再び雨が激しく降る見込みです。
暗くなると避難が難しくなりますので、自宅などに留まる場合も最新の情報を確認しながら、出来る限り安全な場所で過ごすようにしてください。
一言コメント
九州北部とは大違いだ。
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