高さ14mの迫力 天神の商業施設「イムズ」に初の“飾り山”登場 2021年の閉館前のにぎわいに一役
- イベント
- 2019年7月2日
本格始動した博多祇園山笠ですが、2019年は初めて福岡市天神のこちらの商業施設に飾り山笠が登場しています。
流行やファッションの発信地イムズのど真ん中に突如現れた、豪華絢爛な飾り山笠。
高さ約14メートルという迫力に買い物客はー
【買い物客】
「吹き抜けで上から見ても良いし、下から見てもすごい見応えがあって良い」
「病気してから足が遠のいてましたが、きょうは絶対見ようと思って朝から来ました」
そんな買い物客たちが喜ぶ様子をうれしそうに見つめるのはイムズの館長・古場治さんです。
2019年で開業から30周年の節目を迎えたイムズですが、天神地区の再開発に伴い2021年8月31日に閉館することが決定。
そこで古場さんたちは初めて飾り山笠を館内に展示し、買い物客に喜んでもらおうと考えました。
【イムズ 古場 治 館長】
「閉館するということが決まった矢先だったので、夏の博多の一大行事なのでイムズでやることは光栄でうれしかった」
こちらは、棒締めの作業。
山の土台となるかき棒は、くぎや金具を使わず麻縄で固定します。
実は熊本出身の古場さん、山笠に直接携わるのはこれが初めてでした。
(棒締め)「3・2・1やー!おいさっ!おいさっ!」
【イムズ 古場 治 館長】
「見ているのと実際参加してその現場にいるのとでは全然違いますね」
【人形師 中村 信喬さん】
「はいそれ下げて。右手のところ引っ張って、自分の方に」
準備作業もいよいよ大詰め。
古場さんも山笠の飾り付け作業を手伝います。
【記者】
「閉館前、最初で最後の公開となるかもしれない山笠がついに完成しました。
すごい迫力!360度いろんな角度から楽しめます」
2019年の標題の表は「安曇磯良丸伝説」。
大荒れの海で神道の神、安曇磯良丸が金色の亀に乗り海を鎮める様子が勇ましく表現されています。
【イムズ 古場 治 館長】
「本当に何も分からないところから、山笠のことも勉強しながらここまできた。
ようやく完成を迎えるということで、本当に感無量です」
2021年閉館を迎えるイムズ。
2019年の夏は、巨大な飾り山笠がにぎわい作りに一役買ってくれそうです。
一言コメント
だんだん盛り上がってきた!!
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