女子バレー、栗原恵が現役引退へ 元アテネ・北京五輪代表
- スポーツ
- 2019年5月6日
バレーボール女子の2004年アテネ、08年北京両五輪日本代表の栗原恵(34)=JT=が現役引退の意向を固めたことが5日、関係者への取材で分かった。大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で同日あった第68回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会の準決勝に敗退後、報道陣に進退について「改めて機会を作って話したい」と述べるにとどめたが、周囲には現役引退の意向を伝えていた。
この日の東レ戦で先発出場し、1―3で敗れた後に仲間に胴上げされて「みんなとやってきたことは出せた。幸せなシーズンだった」と振り返った。JTは先月、栗原の5月31日付の退団を発表していた。
栗原は広島県江田島市出身。187センチの長身から繰り出すスパイクを武器に、山口・三田尻女子高(現誠英高)在学中の01年に日本代表に選ばれ、アテネ五輪に出場。華麗な容姿から「プリンセス・メグ」の愛称で人気を集めた。03年にVリーグのNECに入団し、パイオニア、ロシアのクラブ、岡山、日立を経て昨年からJTに所属。10年世界選手権で日本代表の銅メダル獲得に貢献した。近年は右膝などのけがに苦しみ、今季の出場機会は限られていた。
一言コメント
プリンセス・メグもついに引退か…
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