52年ぶりの金メダルへ王手!「みまひな」が日本人対決制して初の決勝へ【世界卓球】
- スポーツ
- 2019年4月28日
「世界卓球2019ハンガリー」<4月21~28日/ハンガリー・ブダペスト>27日の大会7日目は女子ダブルス準決勝、ダブルス世界ランク1位の伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)対 日本が誇るカットマンペア 佐藤瞳/橋本帆乃香(ともにミキハウス)の日本人ペア対決が行われた。
今年1月の全日本選手権、女子ダブルス準決勝でも対戦しており、その時はストレートで伊藤/早田が勝利をおさめている。
第1ゲームは、いきなり佐藤/橋本が5本連取で5-0とリードする立ち上がり。しかし、過去の対戦で佐藤/橋本に負けたことがない伊藤/早田は、冷静にドライブ、ストップで前後に揺さぶり、6-6ですぐさま追いつくと、11-9でゲームを先取。
第2ゲームは、佐藤/橋本がカットだけではなく、スマッシュ&ドライブでカウンターを狙っていく展開に。カット、ツッツキでも積極的に緩急をつけて、伊藤/早田を惑わしてミスを誘い、12-10で奪い返す。
流れをつかんだ佐藤/橋本は、第3ゲームも橋本の意表を突いたバックスマッシュなどが決まり、8-2と大量リード。一方、伊藤/早田はらしくないスマッシュのミスなどが出て、徐々に表情も険しくなっていく。その後、2つの4連続ポイントで追いついた伊藤/早田だが、ジュースになってからの2度のゲームポイントを生かせず、佐藤/橋本が16-14で取る。
このまま簡単に負けるわけにはいかない伊藤/早田は徹底的なミドル攻めで、相手の体の正面に強打を叩き込み、11-5で奪取。ゲームカウント2-2のタイに戻すと、続く第5ゲームもドライブで攻め立てて、5本で奪い3-2で王手をかける。
あとがなくなった佐藤/橋本は再び攻撃の回数を増やして、反撃のチャンスをうかがう。そして、8-5と伊藤/早田リードの場面で、佐藤/橋本がタイムアウトを取るが、最後まで強気に攻め続けた伊藤/早田が第6ゲームも奪ってゲームカウント4-2で勝利。決勝戦は28日(日)夜9時30分に行われる。
【世界卓球2019ハンガリー】
<女子ダブルス準決勝>
伊藤美誠/早田ひな 4-2 佐藤瞳/橋本帆乃香
11-9/10-12/14-16/11-5/11-5/11-7
一言コメント
ここまで来たら、もう勝つしかない。
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