【ニュース企画】「SNS投稿にも注意を」 GW10連休は空き巣が増加!? 対策は…
- 政治・経済
- 2019年4月26日
去年6月、愛知県内の自動車用品店で起きた、侵入盗の犯行の瞬間を捉えた画像です。
自動ドアを開け、店内になだれ込んだ男たちは、商品を買い物かごに入れたり、両脇に目一杯抱えたりして、店内を後にしました。犯行にかかった時間は、わずか1分半ほどでした。
被害にあわないために、店が取るべき対策を、警察の担当者に聞きました。
「侵入に時間がかかればかかるほど、泥棒は諦めるため、鍵を2つかけたり、シャッターを下ろしたりすることが有効」(愛知県警生活安全総務課・小野田弘樹警視)
ゴールデンウィーク(GW)は、住宅への侵入盗が増える傾向にあります。
去年の被害件数を見てみると、平日は、1日7~8件発生していましたが、GW期間中は、12~13件に増えていました。
私たちにできる対策はあるのでしょうか。
「人が家の中にいるように装うのが有効。旅行などで家を空ける時でも、家の中の電気を付けておいたり、ラジオやテレビを付けっぱなしにしておくといい」(愛知県警 生活安全総務課・小野田弘樹警視)
大手旅行会社の「JTB」によりますと、GW期間中の総旅行人数の推計は、国内外をあわせ、約2470万人、2018年よりも30万人増え、過去最高になる見込みだといいます。
「JTB」が行ったアンケートでは、『期間中に旅行に行く』と回答した人のうち、半数以上が『2回以上旅行をする』という結果が出ています。
こうした中、警察は、何気ない行動にも注意するよう呼びかけています。
例えば、旅行中に『家族全員で、3泊4日の日程で旅行にきています!』など、自宅を留守にしていることがわかる写真をインスタグラムやFacebookなどのSNSに投稿することがあると思いますが、そこから「過去」の投稿内容をチェックし、写真などから自宅を特定され、空き巣に入られる危険性もあるということです。
また、注意が必要なのは「空き巣」だけではありません。
旅行直前、まさに今の時期に、まとまったお金を銀行から事前におろす人もいるかと思いますが、多額の現金が自宅においてあることを狙って、“アポ電強盗” の被害にあう危険性もあります。
警察は「電話がかかってきても、資産や家族構成を言わないように」と、注意をよびかけています。
(4月24日(水)午後3時46分放送 メ~テレ『アップ!』より)
一言コメント
やっぱり出かけないのが一番!?
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