紀平、SP世界最高83・97点で1位!坂本は76・95点で3位/フィギュア
- スポーツ
- 2019年4月12日
フィギュアスケート・世界国別対抗戦(11日、マリンメッセ福岡)女子ショートプログラム(SP)で、紀平梨花(16)=関大KFSC=がルール改正後、世界最高の83・97点で1位、エリザベータ・トゥクタミシェワ(22)=ロシア=が80・54点で2位、坂本花織(19)=シスメックス=は76・95点で3位だった。
大会は男女シングル各2人、ペアとアイスダンス各1組でチームを構成。全4種目の順位点合計で競う。前回の2017年に続く2連覇を狙う日本、ロシア、米国、フランス、カナダ、イタリアの6カ国で争われる。
表彰台をあと一歩で逃した世界選手権から2週間あまり。今大会前には大阪、札幌、金沢で開催されたアイスショーに出演し、練習量が十分とは言えない中で、紀平が昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルでマークした82・51点を1・46点塗り替え、再び世界最高得点をたたきだした。
冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、続くフリップ-トーループの2連続3回転、後半の3回転ルッツを完璧に決め、演技後は会心の笑みを浮かべた。
右足のスケート靴を数日前に傷めて新調したばかりだが、今季は再三悩まされた課題だけに動じていない。シニアデビューでGPファイナル、四大陸選手権の主要国際大会を初出場優勝したニューヒロインが、笑顔で飛躍のシーズンを締めくくる。
一言コメント
最高の滑り出しだ。
コメントする