統一選前半戦、7日投開票 地方の人口減少・景気対策など争点
- 政治・経済
- 2019年4月7日
第19回統一地方選の前半戦となる11道府県知事選と6政令市長選、41道府県議選と17政令市議選が7日、投開票される。地方の人口減少・景気対策、安倍政権の地方創生策などが争点。各党は夏の参院選の前哨戦と位置付け、与党が地方で基盤を維持するか、野党は反転攻勢の足がかりを得るかが焦点だ。
今年は統一選と参院選が重なる12年に1度の「亥年(いどし)選挙」で、平成最後の統一選。知事選は北海道と大阪府に加え神奈川、福井、三重、奈良、鳥取、島根、徳島、福岡、大分9県で、計30人が立候補。北海道は唯一与野党の全面対決の構図で、福井、島根、徳島、福岡では保守系が分裂。大阪は大阪市を廃止・再編する「大阪都構想」の是非を巡り、同市長選とのダブル選となった。
政令市長選は大阪のほか札幌、相模原、静岡、浜松、広島の各市で計17人が立候補している。
41道府県議選は総定数2277に対して計3062人が立候補した。うち計612人の無投票当選が決まっており、無投票率(総定数に占める無投票当選者の割合)は記録が残る1951年以降で最も高い26・9%。17政令市議選は総定数1012に対し1396人が立候補した。
参院選をにらむ与野党は党首・幹事長クラスを地方遊説に投入し、支持拡大を図ってきた。前半戦の投票は一部地域を除き午前7時から午後8時まで行われ、即日開票される。
一言コメント
入れたい人がいないなあ…
コメントする