欧州委、ナイキに制裁金15億円 欧州サッカークラブの販売阻害
- 国際
- 2019年3月26日
[ブリュッセル 25日 ロイター] – 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、米スポーツ用品大手ナイキ<NKE.N>が欧州の著名サッカーチーム(FC)の商品の海外販売を阻害したとして、同社に対し1250万ユーロ(約15億5500万円)の制裁金を科した。
欧州委によると、ナイキの違法行為は2004─17年に行われ、FCバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド<MANU.N>、ユベントス<JUVE.MI>、インテル・ミラノ、ASローマ<ASR.MI>、フランスサッカー連盟のライセンス商品に関連しているという。
ベステア委員(競争政策担当)は、ナイキの違法行為により、他国のサッカーファンがマグカップやバッグ、ベッドシーツ、文具、おもちゃなどのFC商品を購入する機会が奪われたと言及。「ナイキは多くのライセンシーによるこららのブランド商品の他国での販売を妨げ、消費者の選択肢を減らし、価格を上昇させた」と述べた。
一言コメント
15億円高いような安いような…
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