漫画『闇金ウシジマくん』完結で15年の歴史に幕 実写映画化もされたダークヒーロー
- 政治・経済
- 2019年3月4日
テレビドラマや映画化もされたダークヒーロー漫画『闇金ウシジマくん』(作者:真鍋昌平)が、きょう4日発売の『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)14号で最終回(492話)を迎えて完結した。表紙には「“真実の闇の果て”は!? 世紀の問題作――遂に、最終回!!!」と書かれており、2004年から同誌で連載をスタートさせた同作が、15年の歴史に幕を下ろした。
ネット上では最終回を読んだ読者から「ドラマも映画も面白かった。闇社会の恐さを教えてくれる漫画は、いい教師」「完結はさみしいけど、先生、長い間お疲れ様でした!」などの声があがっている。
同作は、主人公・丑嶋馨が経営する闇金融「カウカウファイナンス」を舞台に、借金を繰り返す客や、その周りの家族や関係者の人間模様、社会の闇を描いた作品。16年10月に最終章『ウシジマくん編』に突入して、主人公・丑嶋馨の1番の敵であるヤクザの滑皮との対決が描かれており、最終回は、1月21日発売の同誌8号で「国民的ダークヒーローマンガ、連載終了まで残り5話。さよならウシジマくん」と事前に告知されていた。
また、俳優・山田孝之が主演を務めた3度の実写テレビドラマ(10、14、16年)、4度の映画(12、14、16年)が公開された(※16年に映画2本公開)ほか、現在45巻まで発売しており累計発行部数は1700万部を突破、最終46巻は5月30日に発売される。
今回の最終回を記念して、きょう4日から完結記念特設サイトが公開。さらに、キャンペーンの一環として「ウシジマデコトラ」が、東京・神奈川・千葉・埼玉・静岡・名古屋・大阪・京都・奈良を走行することが決定。自身で撮影した写真と「#ウシジマデコトラ」をつけて、ツイッターかインスタグラムに投稿すると抽選10人に1万円分のオリジナルQUOカードがプレゼントされる。
一言コメント
ドラマや映画もまたやってほしい。
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