ポッカコーヒーの“顔缶”が「現代的」にアップデート 90年代のデザインをベースに
- 企業・経済
- 2019年2月24日
1972年の発売から48年目を迎えるロングセラー缶コーヒー「ポッカコーヒー オリジナル」(190g缶/115円税別)、「ポッカコーヒー 厳選微糖」(185g缶/115円税別)が、中味もデザインも進化し、3月4日から発売される。
ポッカサッポロフード&ビバレッジの「ポッカコーヒー」(1999年に「ポッカコーヒー オリジナル」へ商品名を変更)は、缶コーヒー市場でパイオニア的な存在。今年で48年目を迎え、“顔缶”の愛称で親しまれている男性の顔のイラストが描かれた缶パッケージや、コーヒー感と甘みのバランスのとれた味わいが楽しめることから、多くファンに支持されている。
今春のリニューアルでは、両製品ともコーヒー豆の配合量を従来より10%増量し、コク、キレ、香りをアップ。デザインは、90年代の“顔缶”デザインに、消費者が強い印象やなじみを持っていることがわかったため、90年代をベースに現代的にアップデートしたという。劇画風からソフトなタッチになっていることが印象深い。
イラストの変遷は、先端がカールした長いもみあげが特徴の初期のころから、87年にはもみあげを短くカット。さらに92年には短髪にし、表情と変化をしながら、口元やあごのラインをすっきりと今風に変わってきているという。
なお、男性のモデルについて同社は、「“こういう男性に飲んでほしい”という思いも込めたデザインであり、モデルは特にいません」としている。
一言コメント
缶コーヒーにも歴史を感じるね。
缶コーヒーにも歴史を感じるね。
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