広く気温上昇 4月並みの暖かさも 多雪地はなだれに注意
- 政治・経済
- 2019年2月20日
きょう20日(水)は、太平洋側は晴れる所が多く、日中は気温が上がる見通し。東京や仙台、静岡などでは、4月並みの暖かさとなりそうだ。
一方、日本海側は雲に覆われ、広い範囲で雨や雪となりそうだ。気温上昇と雨により、積雪の多い地域では雪解けが進みやすくなる。融雪による低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害、なだれに注意が必要だ。
きのう雨をもたらした前線や低気圧は東に離れ、太平洋側は晴れ間の戻る所が多い見込み。ただ、関東は夜6時から9時頃、南部を中心に一時的に雨が降りそうだ。
一方、日本海を進む低気圧の影響で、日本海側は天気が崩れる見通し。日中は気温が高いため、平地では雪でなく雨が降る所が多くなりそうだ。
春本番の暖かさ なだれに注意 九州は気温大幅ダウン
日中は気温が上がり、春本番の暖かさとなる所も多くなる。特に東京都心は18℃、仙台は13℃(いずれも4月上旬並み)、静岡は21℃、宇都宮では20℃(いずれも4月下旬並み)まで上がる予想で、昼間は上着なしで過ごすことができそうだ。
また、札幌は4℃(3月中旬並み)、山形は10℃(3月下旬並み)など、北日本でも春先の気温となる見込み。
積雪の多い地域では雪解けが進みやすくなるため、融雪による低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害、なだれに注意が必要だ。
ただ、きのう暖かかった九州では、北風が吹いて気温が大幅に下がる見通し。福岡は13℃の予想で、きのうより10℃も低くなりそうだ。
気温差が大きくなるため、体調を崩さないように注意したい。(気象予報士・石上沙織)
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いよいよ春がやってくる。
いよいよ春がやってくる。
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