7月までに宇宙旅行実施、英ヴァージン創業者が意欲
- 国際
- 2019年2月9日
【AFP=時事】英ヴァージン(Virgin)グループ創業者の大富豪リチャード・ブランソン(Richard Branson)氏は7日、4~5か月以内に自らが率いる宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)の宇宙船に乗船し、自身初となる宇宙旅行を実施する意向だとAFPに明らかにした。
ブランソン氏は米首都ワシントンにあるスミソニアン国立航空宇宙博物館(Smithsonian National Air and Space Museum)で行われたヴァージン・ギャラクティックのイベントに出席し、米国のアポロ11号(Apollo 11)が1969年7月に月面着陸に成功したことについて触れ、「月面着陸50周年をお祝いすることが私の願いで、われわれは取り組みを進めている」と語った。
ブランソン氏は過去にも何度か自身の宇宙旅行の日程を発表したことがあるが、いずれも実現していない。
しかし、今回は準備が最終段階にあるといい、「7月までに十分なテストを行っているはずだ」と指摘。一方で守れない約束は一切したくないとしており、「わが社のチームが100%満足と言うのを待つ必要がある。彼らをせかしたくない」とも述べた。
また、年内には一般顧客向け宇宙飛行の準備も整う見通しだとの考えも明らかにした。
ブランソン氏はAFPに対し、毎月3500万ドル(約38億円)をヴァージン・ギャラクティックに投資していると明言。過去には2000年代から計10億ドル(約1100億円)以上を宇宙事業に投資したとも語っている。【翻訳編集】 AFPBB News
一言コメント
相変わらずチャレンジャーだ。
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