福岡知事選 小川知事支援で新団体 武田衆院議員ら「オール福岡で」
- 政治・経済
- 2019年2月4日
任期満了に伴う福岡県知事選(4月7日投開票)をめぐり、3選を目指す現職の小川洋知事(69)を推す自民党の国会議員や団体関係者が2日、ホテルニューオータニ博多(福岡市中央区)で会合を持ち、小川氏を支援する組織を、新たに発足させることで合意した。
会合はこの日午後、非公開で行われた。武田良太衆院議員(福岡11区)ら福岡県選出の二階派国会議員3人をはじめ、山崎拓・元副総裁と太田誠一・元行政改革担当相、福岡県農業協同組合中央会の倉重博文会長らが出席した。複数の出席者によると、創価学会や九電工関係者も参加したという。
会合では、2月中旬をめどに、小川氏を支援する新組織を発足させることを確認した。出席した県町村会の永原譲二会長(大任町長)は終了後、報道陣に対し「結束を固めるため『オール福岡』の組織をつくる。政党色関係なく、いろんなところから推薦してもらい、波を起こす」と語った。
福岡県知事選で自民党本部は、元厚生労働官僚の新人、武内和久氏(47)の推薦を決めている。
会談終了後、取材に応じた武田氏は「党の推薦に反し、小川氏を支援しても処分は下されない。県民感情を逆なでする裁定が出た中、小川知事への同情、支援の声は広がっている。納得しない決め方には、立ち上がることが自民党だ」と述べ、小川氏を支援する姿勢を鮮明にした。
一言コメント
分裂選挙の様相を呈してきた。
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