オフィス北野の新社長・つまみ枝豆「いま社員は10人だけで…」
- 企業・経済
- 2019年1月21日
仕事始めからまだ日も浅い、1月のある日。赤坂の街を歩くのは、たけし軍団の、つまみ枝豆(60)。2018年11月に就任した、オフィス北野の「青木隆彦(本名)」新社長、その人だ。
たけしの独立にともなって、たけし軍団は「オフィス北野は、たけしと軍団のための会社になっていない」と事務所を批判。たけしの右腕といわれた森昌行前社長(66)は退任し、実現したのが、枝豆が社長、ダンカン(60)が専務という「軍団による経営」だ。
しかし、俳優・寺島進(55)や、芸人・なべやかん(48)らは事務所を移籍。軍団に批判された社員も、次々に退社した。
「会社は2018年に引っ越した。前のビルの近くだが、より狭くなった」(テレビ局関係者)
「オフィス北野」は大丈夫なのか。新しいオフィスに出社した、枝豆社長を直撃した。
「年末は秋田、大阪、名古屋と挨拶回り。昨日は熊本で3つのテレビ局に行きました。事務所に残った人たちをなるべく使っていただきたいので、日々、奔走しております」
イチからのスタートだ。
「そうですね。ただ、たけしさんが『これで頑張れ』とお金を残していってくれたので、多少の余力はある。『どうせ長く持たない』と書かれるけど、それはないです」
一部で「オフィスたけし軍団」に改名すると報じられた。
「たけしさんがいないから『北野』を使えないという話があって。新しい名前を考えて、たけしさんのところに行ったんです。
そしたら『「オフィス北野」という名前はメジャーになったし、いいじゃないか。使っていいぞ』と言っていただけた。ありがたかったですよ。
1月4日にも、ダンカンと2人で行きました。就任祝いもらおうと行ったんですけど(笑)。『今年もよろしくお願いします』と挨拶したら、『オゥ!』と言ってくれた。応援してくれているなと思うと、僕らにとっては最高でした」
だが軍団の1人、玉袋筋太郎(51)はメンバーから距離を置いているといわれ、2018年秋に退社報道があった。
「玉袋も一応、離れる予定はないです。自分で酔っ払って『離れる』と言ってますけど。いずれは離れるかもしれない。
以前は、芸人と役者を合わせて90人くらいいたんです。マネージャーがいなくなったので、タレントのケアができない。いま社員は10人ですから。なので、『ケアしてくれる事務所があったら、移ってもいいですよ』という話をしました。寺島が辞めたのもそうです。
『それでもいいから残る』と言ってくれたのが、30人くらい。たけしさんは冗談で『苦しかったら、一度ばらばらになればいいんだよ。それで、うちに戻ってくればいい』なんて話してくれるんですけど、頼らず一度やってみようと」
SNSで人材を発掘していくという。
「ダンカンは、『第2のビートたけしを作る』と言い切っていました。そこまではいかないと思いますけど(笑)、オフィス北野を存続させます」
新社長のお手並み拝見だ。
(週刊FLASH 2019年1月29日号)
一言コメント
やっぱ体を張るしかない!?
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