サザエさんの初回をデジタル化 カツオの声は大山のぶ代
- 政治・経済
- 2018年12月25日
フジテレビは26日、アニメ「サザエさん」の初期放送作品を動画配信サイトで公開する。1969年の放送開始から来年で50周年となるのを前に、制作会社が保管していたフィルムをデジタル化した。
フジ企業広報室によると、69~70年に放送した50回分を同局の動画配信サービス「FOD」とAmazon(アマゾン)プライムビデオで有料会員向けに配信する。カツオのテストの答案をめぐる騒動を描く「75点の天才!」、押し売りが磯野家を訪れる「押売(おしう)りよ こんにちわ!!」など69年10月5日の初回放送分のほか、大山のぶ代さんが演じた初代カツオの声なども楽しめる。
フジの渡辺恒也プロデューサーは「初期の『サザエさん』をデジタル化し、後世に映像遺産として残すことができることを大変うれしく思います。また、貴重な初期作品を再び皆様にご覧いただくことが、アニメ『サザエさん』の歴史を振り返る大きな機会になると期待しています。初期作品は、現在放送中の『サザエさん』とは作風や表現も異なっていて、見比べてみてもそれぞれに新しい魅力を発見してもらえると思います」とコメントした。今後、78年までの放送分を配信していく予定だという。
一言コメント
デジタル化する価値はある。
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