鹿島 クラブW杯3位決定戦で0―4完敗 レアルに続き南米王者リバープレートにも苦杯
- スポーツ
- 2018年12月23日
◇FIFAクラブW杯3位決定戦 鹿島0―4リバープレート(2018年12月22日 アブダビ)
サッカーのFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)は22日、3位決定戦が行われ、アジア王者の鹿島が南米王者のリバープレート(アルゼンチン)に0―4で敗れ、4位に終わった。今季60試合目の集大成。準決勝で3連覇を狙う欧州王者レアル・マドリードに敗れたのに続き、白星で18年を締めくくれなかった。
一瞬の隙を突かれた。選手交代直後の最初のプレー。前半24分、コーナーキックからMFスクリニに頭で決められた。MFレオ・シルバのマークが外れ、代わったばかりのGK曽ケ端もなすすべがなかった。同6分にGK権純泰が相手選手と交錯し、右足甲を負傷。その後は左足でキックを行うなどプレーを続行したものの、痛みが限界に達し、曽ケ端に代わった直後のプレーだった。
得点のチャンスはあった。同11分、遠藤の右CKに走り込んだDF犬飼が頭を合わせ、ファーサイドに流れたシュートにDF鄭昇ヒョンが左足を合わせたものの、相手GKにギリギリで阻止された。同44分にもMF安部が左サイドからドリブルで切れ込み、相手DF陣を翻ろう。こぼれ球からDF安西の放った右足のシュートはクロスバーに嫌われた。後半18分にはFW土居が左サイドで抜け出し、GKと1対1になったものの、右足のシュートはGKに阻止された。
ゴールをこじ開けられず、逆に同27分にも失点。同42分にMF永木のFKがクロスバーを叩くと、直後にはPKで致命的な3点目を失った。アディショナルタイムにも失点。19日の準決勝で3連覇を狙うRマドリードに、地力の差を見せつけられたのに続き、南米王者相手に一矢を報いることはできなかった。
一言コメント
世界の壁はまだまだ厚い。
コメントする