年末寒波 12月として記録的か 東北荒天
- 政治・経済
- 2018年12月21日
12月として、めったにないレベルの強烈な寒波がやってきて、東北地方は大荒れの天気になってしまいそうです。日本海側は大雪の恐れがあり、寒さも相当厳しくなるでしょう。東北地方へ帰省予定のある方は、今後の情報にお気を付けください。
3連休の初日22日(土)から23日(日)前半にかけては、東北地方でも晴れる所が多く、気温も平年を上回る暖かさとなって、クリスマスの準備や大掃除もはかどるでしょう。23日(日)後半は、低気圧の接近で広い範囲で天気が崩れますが、雪ではなく雨の降る所が多くなりそうです。ところが、24日(月)のクリスマス・イブになると一変し、再び強い寒気が流れ込んでくるでしょう。
24日(月)は、冬型の気圧配置となり、日本海側の雨は雪へと変わって、ホワイトクリスマスになるでしょう。山沿いなど内陸では大雪の恐れもあります。太平洋側は日差しが戻るものの、北風が強くかなり冷たいでしょう。イルミネーションを見に行かれる方は、万全な防寒対策をしてください。
25日(火)は、次第に冬型の気圧配置は弱まり、日本海側の雪も小康状態となるでしょう。風もおさまって、おだやかなクリスマスになりそうです。ただ、26日(水)は低気圧が北日本を通過する予想です。通過後の27日(木)以降は、強烈な寒波がやってくるでしょう。仕事納めとなる方の多い28日(金)が寒気のピークとなり、東北北部の上空1500メートル付近はマイナス18度以下(ひと冬に何度もないような強烈な寒波)の寒気に覆われそうです。降れば大雪となる目安がマイナス12度と言われていますから、日本海側や山沿いでは、今回はさらに大雪に対して警戒が必要になるでしょう。風もかなり強まって、猛吹雪になる恐れもあります。
帰省で移動される方も多い時期ですが、交通機関が乱れるかもしれません。最新の情報や交通情報を確認するようにしてください。
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対策はお早めに!!
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