中国主席、来年訪朝=韓国大統領に伝達
- 国際
- 2018年11月18日
【ソウル、北京時事】韓国大統領府によると、文在寅大統領と中国の習近平国家主席は17日、訪問先のパプアニューギニアで会談した。
習氏は席上、「北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長から訪問招請を受けており、来年、訪朝する考えだ」と文氏に伝えた。
中国主席の訪朝は、2005年10月の胡錦濤氏以来となる。中朝関係の一段の強化は、北朝鮮の核問題をめぐるトランプ米政権と北朝鮮側の交渉に影響を与えそうだ。
文、習両氏は、近く行われる見込みの2回目の米朝首脳会談や正恩氏のソウル答礼訪問が、朝鮮半島問題を解決するプロセスの「重大な分水嶺(れい)になる」という認識で一致。米朝会談の成功に向け、緊密に協力していくことを確認した。
文氏は、北京で予定される22年の冬季五輪を成功させるため、「積極的に支援する」と約束。習氏も「32年夏季五輪の南北共催推進は、南北関係発展と朝鮮半島での平和定着に寄与する」と述べ、実現に向け協力する意向を表明した。
習氏はまた、文氏が訪韓を要請したことに「来年の都合の良い時期に訪問する用意がある」と応じた。
一方、中国メディアは17日夜時点で習氏の訪朝について報じていない。
一言コメント
どうせ統一して欲しくないんでしょ?
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