平成最後の日本シリーズ初戦は12回引き分け 両軍の好守、好投光る死闘
- スポーツ
- 2018年10月28日
◆SMBC日本シリーズ2018第1戦 広島2―2ソフトバンク=延長12回規定により引き分け=(27日・マツダスタジアム)
日本シリーズが開幕し、4時間半を超える死闘は延長12回規定により2―2で引き分けた。広島は初回に菊池のソロなどで2点を先制。ソフトバンクは5回に相手の失策で同点に追いついた。試合はその後、両軍1点を奪えずドローとなった。
サヨナラ勝ちを狙う広島は12回、1死から安部が四球で出塁。代打・新井が告げられると、マツダスタジアムはこの日一番の大歓声に包まれた。今季で引退を表明しているベテランは投ゴロで走者を進め、2死二塁となった。田中はフルカウントから空振り三振に倒れ試合終了となり、球場はため息に包まれた。
広島は初回1死、菊池がカウント3ボール1ストライクからの直球を左中間スタンドに飛び込む1号ソロを放って先制。「バッティングカウントだったので、積極的にいきました。必死に打ちにいった結果、うまくとらえることができました」と菊池。
打線はソフトバンク先発・千賀をさらに攻め、1死一、二塁で松山が右前適時打で2点目を入れた。千賀は「先制点を取られてしまい、相手に勢いを与えてしまった」とコメント。
ソフトバンクは4回まで無安打に抑えられていたが、5回に同点に追いついた。この回先頭の中村晃と内川が連打で無死一、三塁とした。その後内野ゴロ2つで2死二、三塁となった。打順は千賀だったが、工藤監督は迷わず代打デスパイネを起用した。
するとデスパイネの当たりはゴロで二塁ベース方向に。菊池が広い守備範囲を生かして追いついたが、内野安打と一塁失策で2者が生還して同点に追いついた。
その後、ソフトバンクは6回に1死一、二塁、広島も6回に1死一、三塁と勝ち越しの好機を作ったが、得点を挙げられず、延長戦にもつれ込んだ。
ソフトバンクは11回に川島の左前安打、グラシアルの犠打などで2死一、三塁のチャンスを作り、ここでマウンドに上がった広島7番手のヘルウェグが内川に死球を与え満塁に。ここで代打・福田が左飛に倒れた。ソフトバンクは12回にも2死一、二塁のチャンスを作ったが、攻めきれなかった。
一言コメント
初戦からスゴイことになってきた。
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