鷹がファイナルS進出王手 デスパ満塁弾など初回猛攻5得点、ハム上沢大炎上
- スポーツ
- 2018年10月14日
■ソフトバンク 8-3 日本ハム(13日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクが先勝し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。13日、本拠地ヤフオクドームで行われた日本ハムとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」のファーストステージ第1戦。初回にデスパイネの満塁本塁打などで大量5得点を奪うなど打線が爆発。その後もリードを広げて快勝し、17日からのファイナルステージ進出へ、あと1勝とした。
衝撃的な逆転劇で、ソフトバンクが先に1勝を挙げた。1点を先制されて迎えた1回裏の攻撃。上林の飛球が左翼線に落ちる二塁打となると、続く明石は四球。中村晃は一塁線へのボテボテのゴロが、ファウルにならずに内野安打。いきなり満塁のチャンスを掴んだ。
柳田は、苦手・上沢の初球を弾き返して同点の右前適時打を放つと、デスパイネは右翼スタンドへ飛び込む勝ち越しのグランドスラム。初回、1死も奪われぬまま、13球で5点を奪って試合をひっくり返した。3回には甲斐の2ランも飛び出すなど、加点してリードを広げた。
先発のミランダは初回に近藤に先制ソロを被弾。4回には2連続押し出し四球を与えて4回途中3失点でノックアウトされた。だが、2番手でマウンドに上がった武田が1死満塁のピンチを凌ぐなど、2回2/3をパーフェクトリリーフ。7回からは石川、加治屋、森の勝利の方程式で逃げ切った。
敗れた日本ハムは先発の上沢が大誤算。初回、不運もあって無死満塁のピンチを招くと、柳田の適時打、デスパイネの満塁弾で大量5失点。3回にも2ランを被弾し、3回9安打7失点でノックアウトされた。今季、対ソフトバンク戦は4勝2敗、防御率2.20と好投していた大黒柱の乱調で、大事な初戦を落とした。
一言コメント
この一勝は大きい。
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