台風25号 九州北部に最接近 きょう6日は西日本で暴風などに警戒
- 政治・経済
- 2018年10月6日
大型で強い台風25号は、強い勢力のまま、きょう6日(土)朝には朝鮮半島南岸付近に進み、九州北部にはきょうの朝から昼過ぎに最も接近する見込み。九州北部では暴風や高波、四国では土砂災害に厳重に警戒、西日本や北陸、北日本では暴風や高波、高潮、大雨に警戒が必要だ。
台風25号は、進路を北東に変えて、強い勢力のままきょう朝には朝鮮半島南岸付近に進み、九州北部にはきょう朝から昼過ぎに最も接近する見込みだ。台風は、その後やや勢力を弱めて日本海を進むが、温帯低気圧の性質をおびてくるため、暴風域が広がり、中心付近から離れた地域でも暴風が吹くので警戒が必要となる。台風はあす7日(日)未明には日本海中部で温帯低気圧に変わって、その後も暴風を伴って北日本を進むものとみられる。
また、前線が日本海から東日本にのびていて、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる。西日本の南東斜面を中心に大雨となっているところがあり、前線はこのあと北日本に北上する見込みだ。
九州北部の一部では、猛烈な風や猛烈なしけとなっており、きょう朝にかけて続く見込みだ。山陰ではきょう昼過ぎからあす未明にかけて非常に強い風が吹いて大しけとなりそうだ。今夜からあすにかけては、北陸や北日本でも非常に強い風が吹いて大しけとなる見込み。暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒が必要だ。
西日本太平洋側の南東斜面では、きょう午前4時までの48時間雨量が350ミリを超えているところがあり、四国では土砂災害の危険が高まっているところがある。きょうは、西日本太平洋側の南東斜面や九州北部では、暖かく湿った空気の流れ込みや台風の接近で大気の状態が非常に不安定となり、局地的に非常に激しい雨が降る見込みだ。あすは台風から変わった低気圧の影響で、北日本では激しい雨が降り、大雨となるところがありそうだ。土砂災害に厳重に警戒し、低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要となる。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。
台風の接近に伴い、東北地方ではあすは高潮に対する警戒が必要となる。潮位が堤防を越えていなくても、潮位が高い中で高波があると波が海岸堤防を越えて浸水するおそれもある。海岸や河口付近では高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水などに厳重に警戒が必要だ。
予想される最高潮位(高い所)
秋田県 標高 1.5メートル
一言コメント
韓国のほうがひどそう。
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