大坂なおみ、8強入り後の粋な第一声に現地大歓声 コーチも感激「最高のプレゼント」
- スポーツ
- 2018年10月5日
テニスの中国オープンは4日、女子シングルス3回戦を行い、世界ランク6位の大坂なおみ(日清食品)は同10位のユリア・ゲルゲス(ドイツ)を6-1、6-2で破り、8強進出を果たした。直後のコート上インタビューでは、サーシャ・ベイジンコーチの34歳の誕生日を祝福。これを受けて名参謀も「最高の誕生日プレゼントでした」と感激している。
完全に勢いに乗った。大坂はわずか66分で、世界トップ10のゲルゲスに快勝。グランドスラムに次ぐカテゴリーのプレミア・マンダトリー大会で8強に名を連ねた。名物となった試合後のインタビューでは、中国のファンも大いに沸かせた。
インタビュアーから「今日の結果には満足しているのでは?」と振られた大坂は、笑いながらこう答えた。「今日はいいプレーがしたかったの。(振り返って)あっ、彼はいないわね(笑)サーシャの誕生日だったの」と回答。まずベイジンコーチの誕生日を祝福すると、スタンドから大歓声を浴びていた。
「前回ここでプレーした時は敗戦だったので、ここで是非試合に勝ちたかったです」とセンターコートでの試合を振り返り、現地のファンに対しては「サンキューベリーマッチ、日本のファンの方達にはアリガトウゴザイマス」と感謝を伝え、再び客席を沸かせていた。
大坂からの祝福を受けて、ベイジンコーチも「その場にはいなかったけど、考えられる最高の誕生日プレゼントでした。26年も経てば大騒ぎはしません。どうもありがとうございます」とツイート。実際は34歳を迎えており、ジョークだと思われるが、この投稿に対して大坂も再び突っ込みをいれるなど、メンタル面も絶好調のようだ。
中国でも力強いテニスを続けている大坂。今大会3試合で1セットも落としておらず、失ったゲームもわずかに「11」。インディアンウェルズ、全米オープンに次ぐ、今季3勝目が視界に入ってきた。
一言コメント
試合後の「なおみ劇場」も楽しみだ。
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