台風24号 急速に発達し、明後日には猛烈な勢力に
- 政治・経済
- 2018年9月23日
22日(土)18時現在、台風24号(チャーミー)はフィリピンの東を発達しながら西進しています。
早ければ今夜にも暴風域を伴うようになり、連休最終日の24日(月)には猛烈な勢力となる予想です。その後の進路次第では日本へ影響する可能性もあります。
▼台風24号 22日(土) 18時現在
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西北西 30 km/h
中心気圧 990 hPa
最大風速 25 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 35 m/s
この先台風24号は、海面水温が28℃以上と温かい海域を西よりに進み、そこからエネルギーを供給されて勢力を強める見込みです。
24号は昨日21日(金)夜に発生したばかりですが、早ければ今夜にも風速25m/s以上の風が吹く「暴風域」を伴うようになる可能性があります。連休最終日の明後日24日(月)には、猛烈な勢力となる予想です。
来週中頃には沖縄の南方へと進み、付近でほとんど停滞する予想のため、その先の動向がとても予想しづらい状況です。
冒頭の進路図にある、進路のとりうる幅を示す「予報円」は、5日先の時点で半径700kmと非常に大きく、その円内に中心が入る確率が70%とされています。つまり、5日先に存在しうる位置は、フィリピンの東から沖縄付近までかなりの幅があると読み取ることが出来ます。
複数のシミュレーションモデルの計算結果を比べると、沖縄の先島諸島付近へ接近する予想をしているものが多くなっています。
しかし、図示されている期間よりも先は計算にばらつきが大きく、進路が予想しづらい状況です。同じ機関の予測モデルでも、最新の計算が更新されるたびに、情報が大きく変わることもあります。
東シナ海を北上し本州方面への接近を示唆する予測モデルもあるため、ウェザーニュースでも詳細な解析を進めています。
一般的に、予報は期間が近づくにつれて精度が上がりますので、今後も最新の情報にこまめに確認するようにしてください。
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風24号のチャーミー(Trami)は、ベトナムが提案した名称で、バラ科の花の名前です。
一言コメント
また台湾方面だ。
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