錦織 全米OP4強、因縁チリッチとの死闘制す。日本男女初の四大大会ベスト4快挙<テニス>
- スポーツ
- 2018年9月6日
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会10日目の5日、男子シングルス準々決勝が行われ、第21シードの錦織圭が第7シードのM・チリッチ(クロアチア)を2-6, 6-4, 7-6 (7-5), 4-6, 6-4のフルセットで破り、2016年以来2年ぶり3度目のベスト4進出を果たした。同日に大坂なおみも準決勝へ進出したことで、四大大会では日本人男女史上初となる同時に4強入りの快挙となった。
第1セット、序盤から両者激しい打ち合いを繰り広げる中、第4ゲームで錦織はブレークを許すと、その後のチリッチにウィナーを決められると34分でこのセットを落とす。
第2セットも強烈なサービスから圧倒してくるチリッチに押される錦織はミスを重ねると、第6ゲームでサービスゲームを落とす。しかし、ここからミスを連発するチリッチの隙をついて第7ゲームから4ゲームを連取し、セットカウント1-1に追いつく。
第3セットも流れは錦織に傾き、失速するチリッチから第1ゲームでブレークに成功する。だが、第8ゲームをラブゲームでブレークバックされるとペースが狂い始め、タイブレークへ突入。ここで2本連続のダブルフォルトを犯すチリッチから、錦織が最後はリターンエースを決めてセットカウント2-1と勝利へ王手をかける。
第4セットは落としたが、ファイナルセットに入ると再び息を吹き返した錦織が2度のブレークに成功。4時間を超える死闘を制し、2014年の全米オープン決勝のリベンジを果たした。
準決勝では、第6シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と世界ランク55位のJ・ミルマン(オーストラリア)の勝者と対戦する。
一言コメント
決勝進出なるか。
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