関東から西は猛暑続く 関東・北陸は大気非常に不安定 激しい雷雨に注意
きょう(月)も関東から西では高気圧に覆われて猛暑が続く見込み。午後は気温の上昇や前線の南下などで、特に関東甲信では大気の状態が非常に不安定となる。また、前線が停滞する北陸も雷を伴って激しい雨の降る所がありそうだ。
きのう26日(日)は関東から西では晴れて気温が上昇し、群馬県の伊勢崎市では39.0℃、埼玉県の越谷市で38.8℃を観測。東京都心も36.0℃まで上がるなど、各地で猛暑となった。
きょう(月)も関東から西では朝から強い日差しが照りつけて、35℃以上の猛暑日となる所が多くなりそうだ。直射日光を避けて、水分をこまめにとり、室内でも適切に冷房を使用するなど、熱中症には十分な注意が必要となる。
▼27日の予想最高気温
37℃ 熊谷、さいたま、甲府、名古屋、岐阜
36℃ 東京、前橋、京都、日田(大分)など
35℃ 千葉、横浜、大阪、奈良、鳥取、岡山、松山、佐賀など
また、気温の上がる午後は急な雨や雷雨にも注意が必要だ。特に関東は、次第に前線が南下して暖かく湿った空気が流れ込みやすく、さらに気温の上昇などもあって、午後は平野部でも大気の状態が非常に不安定となる。朝は晴れていても、午後は雨雲が発達し、雷を伴って激しい雨の降る所がありそうだ。
また、けさは北陸や東北南部に、前線に伴う活発な雨雲がかかっているが、北陸では夕方にかけて局地的に雷を伴って激しい雨が降る見込み。落雷や竜巻などの突風に注意するとともに、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう心がけたい。北日本は雲が広がりやすく、ところどころでにわか雨がありそうだ。
関東では、あす(火)は曇りや雨となり猛烈な暑さは少し和らぐものの、東海から西では今週中ごろにかけては晴れて、35℃以上となる所が多く猛暑が続く見込み。木曜日以降は湿った空気の影響で曇りや雨となって、暑さが和らいでくるが、それでも蒸し暑さは続きそうだ。また、北日本は前線の影響で雨の日が多い見込み。(気象予報士・及川藍)
一言コメント
なかなか涼しくならん…
コメントする