錦織 世界3位ズベレフに逆転負けで4強逃す、中断 恵みの雨ならず<男子テニス>
- スポーツ
- 2018年8月4日
男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードの錦織圭は昨年覇者で第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)に6-3, 1-6, 4-6の逆転で敗れ、2年連続3度目のベスト4進出を逃した。
この日、世界ランク20位の錦織は序盤から主導権を握り、同3位のズベレフを圧倒。第6ゲームでブレークに成功した錦織は第9ゲームでは15-40とブレークチャンスを握られるも、強烈なサービスでしのぎ第1セットを先取。
第2セットも好調な錦織は第2ゲームで0-40のピンチを迎えたが、ここでもサービスを武器にミスを誘い出しサービスキープ。しかし第4ゲームでは、四大大会に次ぐ「ATPマスターズ1000」で3勝を誇る21歳のズベレフにブレークを許すと、このゲームから5ゲームを連取されてセットカウント1-1とする。
ファイナルセットは両者一進一退の攻防から錦織は第5ゲームでズベレフの強打に押されてブレークされる。第6ゲームでは雨による悪天候の影響で試合は一時中断。
再開後も勢いが衰えないズベレフに流れが傾き準々決勝で敗退、錦織にとって中断は恵みの雨とはならなかった。
今後、錦織は6日に開幕するロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)にノーシードで出場し、初戦でR・ハーセ(オランダ)と対戦する。
一方、勝利したズベレフは、準決勝で第10シードのS・チチパス(ギリシャ)と対戦する。19歳のチチパスは準々決勝で第3シードのD・ゴファン(ベルギー)をストレートで下しての勝ち上がり。
一言コメント
なかなか優勝できんね~
コメントする