台風12号 月曜にかけて西日本豪雨の被災地を直撃 暴風、高波、土砂災害など厳重警戒
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- 2018年7月29日
台風12号は、暴風域を伴って西日本を西に進む見込みで、西日本や東日本では暴風、高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、西日本では高潮にも警戒が必要だ。
きょう(29日)午前1時頃に、強い勢力で三重県伊勢市付近に上陸した台風12号は、午前6時現在、勢力を若干落として、兵庫県姫路市付近を西進しているとみられる。台風が上陸した東海地方の沿岸を中心に風が強まり、東北地方から近畿地方にかけての海は、うねりを伴って大しけとなっている。また、台風が通過している紀伊半島では猛烈な雨となっている所があり、台風が通り過ぎた東日本太平洋側でも、台風に向かって南から暖湿気が流入しているため、大気の状態が不安定となっていて、引き続き激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となっている所がある。
台風は、きょう昼頃にかけて暴風域を伴ったまま西日本を西に進む見込みで、次第に速度を落としながら、月曜日(30日)にかけて西日本を進むため、西日本では台風による影響が長時間続くおそれがある。
大雨の範囲は、台風の西進に伴って西日本の広い範囲に広がり、西日本では月曜日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。台風の接近する近畿地方や中国地方では、きょう昼過ぎにかけて、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがある。また、台風の通過後も南よりの暖かい湿った空気が流れ込み、太平洋側の南斜面を中心に大雨が続く見込みだ。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。
台風の接近に伴って、近畿地方の海上を中心に猛烈な風が吹き、海は大しけとなっている。台風は暴風域を伴って西に進むため、西日本ではきょう昼過ぎにかけて猛烈な風が吹き、その後も非常に強い風が吹くため、西日本の広い範囲で暴風となる見込み。海は、西日本の広い範囲でしけとなり、近畿地方ではきょう昼前にかけて大しけとなる所がある。台風の遠ざかる東日本太平洋側でも、今朝にかけて大しけとなる見込みだ
暴風に厳重に警戒し、うねりを伴った高波に警戒するとともに、年間でも潮位が高い時期となっているため、西日本では高潮に警戒が必要だ。
一言コメント
早く通り過ぎて欲しい、
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