宣伝して入学金集めた教育施設が突然閉鎖…実際には学校設置認可の申請せず 詐欺容疑で2人書類送検/県警
- 詐欺・悪徳商法
- 2018年6月27日
埼玉県川越市の民間幼児教育施設が昨年2月、倒産を理由に突然閉鎖した問題で、当時の施設経営者ら2人が今年3月、県警に詐欺容疑で書類送検されていたことが26日までに、関係者への取材で分かった。同施設は「インターナショナルスクールの小学部(校)開設」などをうたい文句に宣伝して入学金などを集めていたが、実際に開設されることはなかった。
施設は川越市松江町にあった「Our Kids International Pre―School and Kindergarten」(閉鎖)。関係者によると、経営者らはうその説明で、施設に子どもを通わせていた保護者から数十万円をだまし取った疑いがあるという。
この施設は当時の資料などによると、英語教育を行う施設として、2014年に開設。「義務教育課程が修了できるインターナショナルスクールができる」「17年春開校」などとうたって宣伝し、入学希望者を募って入学金などを集めていた。
だが実際には学校設置認可の申請などをしていなかった。資金繰りの悪化などから17年2月に突然閉鎖した。閉鎖後、施設側は保護者に事情を説明。説明会後の報道陣の取材に対し、「(宣伝などを)思い込みでやってしまった」などとして反省の言葉を述べたが、「だましたという意識は全くない」と答えていた。
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逮捕はされないのか?
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