20代女性を自宅に連れ込み乱暴したなどとして、大阪府警住吉署は25日、強制性交等致傷容疑で、大阪市消防局の消防士長の男(27)を逮捕した。同署によると、大筋で容疑を認めているという。

逮捕容疑は6日午後11時5分〜7日午前0時10分ごろ、住吉区内の路上で20代の女性会社員に、「家でお酒を飲みませんか」などと声をかけ、肩や手を引っ張って自宅に連れ込み、乱暴してけがをさせたとしている。

同署によると、付近の防犯カメラに、私服姿の男が女性に声をかける姿が写っていたという。女性が男宅から逃げ出し、同署に申告した。

市消防局によると、男は天王寺消防署でレスキュー隊員をしている。同局は「市に対する信頼を著しく失墜させる行為で、深くおわびする」とのコメントを発表した。