Meetings between staffs and representatives are going well and quickly….but in the end, that doesn’t matter. We will all know soon whether or not a real deal, unlike those of the past, can happen!
米朝首脳会談 トランプ大統領と金正恩委員長が対面
- 国際
- 2018年6月12日
■トランプ氏と金正恩氏、一対一の会談を終了(10:51)
トランプ氏と金正恩氏がホテルの廊下に姿を現し、並んで歩いた。通訳を介した一対一の会談を終えて場所を移し、双方の高官を交えた会合を始めた。
■金氏「足をひっぱる過去があった」(10:05)
会談場へ移動後、冒頭の様子が報道陣に公開された。トランプ氏は「気持ちがとても良い。我々は素晴らしい協議をこれから行う。(会談は)大成功するだろう。素晴らしい関係を持てることを光栄に思う」と切り出した。
続いて正恩氏が「ここまでくるのは容易ではなかった。我々の足をひっぱる過去があり、誤った偏見と慣行が我々の目と耳をふさぐこともあったが、我々はそのすべてを乗り越えてここまで来た」と述べると、トランプ氏は「その通りだ」と応じ、再度握手した。
ホワイトハウスによると、両首脳はまず通訳を介した一対一の会談を行った後、ポンペオ米国務長官ら幹部らを交えた少人数会合を開き、拡大会合によるワーキングランチを行う。
■トランプ氏、「勝負の赤ネクタイ」(解説)
(元ワシントン特派員の佐藤武嗣編集委員)
トランプ氏は赤いネクタイをして、史上初の米上首脳会談に臨みました。これは「勝負ネクタイ」。2017年1月の大統領就任式でも着用した色です。下半身まで長く垂れ流すのも、いつものスタイルです。
金正恩氏との対面でも、いつも通りという様子でした。先日カナダであった主要7カ国首脳会議(G7サミット)の時よりも、むしろ柔和な表情に見えました。
トランプ氏は、強い力で握手をすることで知られていますが、金正恩氏との握手はとても優しく、紳士的に見えました。平常心で史上初の米朝首脳会談に臨んでいると言えそうです。
■米朝首脳が初の対面(10:04)
トランプ氏と金正恩氏が対面し、握手を交わした。米朝の首脳が史上初めて顔を合わせた。ともに笑みは浮かべたが、特に正恩氏は表情が硬い。並んで記念撮影に応じた後、トランプ氏が促し、移動した。
■会場のセントーサ島、厳戒態勢(解説)
(シンガポールで取材中の野上英文記者)
12日、米朝首脳会談を目前に控えたシンガポール本島南のセントーサ島では、まだ薄暗い早朝から厳戒態勢が敷かれました。会談場所のカペラホテル周辺には100人超の警官らが目を光らせ、障害物を排除できる大型の特殊車両も行き来。世界各国のメディアが駆けつけ、現場中継を始めました。
シンガポール政府はサミット期間中、ホテル一帯を「特別区域」とし、最も厳重な警備対象にしています。島の入り口からホテル付近まで、歩道と車道の間に高さ約1・8メートルの鉄柵をびっしりと設置。鉄柵には、オレンジの面に「Sentosa」の文字が白抜きされたシートが夜を徹してはり付けられました。
ホテル入り口に向かう車道には、前日の未明まで無かった車両の検問所が新設されました。両首脳が泊まるホテル付近に設置されているのと同様のアーケード型で、すべての車両が一時停止を求められ、身分や通行目的、持ち物のチェックなどを受けます。近くに掲げられた看板には、自動小銃を提げた警察官のイラストと「警察の指示に従え」の太字が記されていました。
午前7時50分ごろには、付近の道路が一時的に封鎖され、白バイに誘導される形で数台の車列が本島からセントーサ島に入り、ホテルに向かいました。会談を控え、準備を急ピッチで進めた模様です。
報道陣は、ホテル入り口から数百メートル先の歩道からのみ撮影が認められています。午前9時時点で、300人近いメディア関係者が待機。「歴史的な会談が開かれる」などと中継しています。全身紺色でベレー帽をかぶった制服警官らが、報道陣に向き合う形で、2メートル間隔で立っています。
トランプ氏、金正恩氏が会談会場に到着(9:32)
9時20分ごろ、トランプ氏が先んじて会場に着いた。10分あまり遅れて金正恩氏も会場入りした。
米朝首脳会談の舞台「カペラホテル」は、シンガポール本島から約600メートル南のセントーサ島にある。本島とは道路橋とモノレール、ロープウェーの3経路でつながっており、ここを封鎖すれば比較的警備がしやすい。
島名のセントーサは地元の言葉で「平和」を意味する。東西約4キロ、南北約1・5キロの島内には、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ」やビーチ、ゴルフ場などがある屈指のリゾート地だ。
会談場所のカペラホテルは、広さ約12万平方メートルの5つ星で、ゴルフ場や海岸の散策路も備える。英国の植民地時代に英国軍が使用していたコロニアル様式の建物を復元した棟があり、最高級の部屋の宿泊費は1万シンガポールドル(約82万円)程度とみられる。
金正恩氏がホテルを出発(9:13)
金正恩氏が宿泊先のホテル、セントレジスを出発。車両に乗り込み、会談場所に向かった。
トランプ氏がホテルを出発(9:00)
トランプ氏が宿泊先のホテルを出発し、米朝首脳会談の舞台となるセントーサ島に車で向かった。
トランプ氏「本当のディールか間もなくわかる」(6:30)
トランプ米大統領がツイッターに「スタッフと代表団による会談は迅速で順調に進んだ……。でも結局はそれは関係ないんだ。私たちはみんな(今回の首脳会談で)過去とは違って本当のディール(取引)が行われるかどうか、すぐにわかるだろう」と投稿した。
トランプ氏はその後、「私をひどく嫌っている人たちや敗北者たちは、私が首脳会談を行うという事実を米国の大敗北だといっている。(しかし)我々は(北朝鮮から)人質を取り戻したし、(北朝鮮の核)実験、研究開発、すべてのミサイル発射が止まった。私を最初から『間違っている』と言ってきた専門家たちは、ほかに言えることがなくなっている! 我々は気にしていない!」とツイートした。(ワシントン=園田耕司)
韓国メディアは「防弾警護団」に注目(解説)
(朝鮮半島に詳しい桜井泉記者)
K―POPの7人組男性グループ、「防弾少年団」(BTS)は日本でも大人気。ハングルで「防弾少年団」と書かれたバッジをかばんにつけた女子高生もよく見ます。最近、米ビルボード・アルバムチャートで1位になりました。韓国の芸能ニュースはBTSの話題で持ちきりで、さらに人気は沸騰しています。
ところで、シンガポールに到着した金正恩党委員長の周囲を固めるのは、平壌から同行した短髪、長身の若い男性たち。韓国メディアは早速、このイケメン?男性たちを「防弾警護団」と呼び、何度も映像を流しています。
トランプ大統領、金正恩委員長の専用車は「防弾車」。韓国メディアではいま「防弾」という言葉が飛び交っています。
ロイター/アフロ
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