【バレー】ネーションズリーグ女子、日本、韓国をストレートで破る
- 政治・経済
- 2018年6月7日
バレーボールネーションズリーグ女子大会は、5日、タイのナコンラチャシマで予選ラウンド第4週、第2戦が行われ、日本は韓国と対戦。3-0(25-22、25-14、25-20)のストレートで勝利した。日本の通算成績は5勝6敗。
次戦は7日、開催国のタイと対戦する。
日本チームのスターティングメンバーは、新鍋理沙、奥村麻依、石井優希、黒後 愛、島村春世、田代佳奈美、井上琴絵。
第1セットは、若手のホープ・黒後を投入してスタート。立ち上がりはお互い譲らない展開から、キム・ヒジンのサービスエースで韓国が一歩抜け出し、6-8で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
しかし、その後、島村のサーブが相手エースのキム・ヨンギョンを崩し、5連続ポイントで11-8とリードを奪う。黒後がブロックに捕まったが、再度上がってきた2段トスを決め16-12で日本がリード。新鍋のサービスエースも出て、19-13とリードを広げる。
23-16から、この試合初の3連続失点で23-19となり、日本のタイムアウト。追いすがる韓国の粘りに手こずるが、最後は奥村のフェイントが決まり、25-22でセットを先取した。
第2セット、立ち上がりは石井のサーブで崩すと、奥村のブロック、黒後、新鍋のスパイクが立て続けに決まり、6-1で韓国がタイムアウトを要求。好調の島村がBクイックを決めて8-2とリードし、1回目のテクニカルタイムアウト。その後も良いリズムが続き、韓国のミスにも助けられ、16―8と大きくリードして2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
韓国はイ・ジェヨンの活躍もあり、流れをつかみつつあったが、石井のスパイクで19-12とすると、韓国は2回目のタイムアウトを取る。その後も相手のサーブレシーブを崩し、石井がフェイントを決めて、セットポイント。石井のブロックで25点目を奪った。
第3セットはキム・ヨンギョンのスパイクが決まり、韓国リードでスタート。その後、日本はサーブで相手を崩し、新鍋のブロックも出て、5-3と逆転。一度追いつかれるが、奥村のサービスエースで8-6とリードし、1回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
その後、韓国のディフェンスに粘りが出てきて連続ブレイクされ、11-12とリードを奪われるが、競り合いの中、戸江真奈のディフェンスから、新鍋がライト攻撃を決め、再び16-15とリードし、2回目のテクニカルタイムアウト。
新鍋がライトから連続して決め、19-16とリードしたところで韓国は再びタイムアウトを取る。その後も奥村の好サーブが続き、21-16と突き放すと、最後は相手のサーブミスで25-20とし、ストレートで勝利を飾った。
■寺廻太強化委員長のコメント
今日の試合は昨日の反省を生かし、選手が集中力を保ち、最後まで戦ってくれた。サーブで相手を崩し、ディフェンスから攻撃で得点する日本の粘り強さが発揮できた。明日はホームで大いに盛り上がっている、アジアの強敵タイとの対戦である。
一言コメント
勝ってくれるのはうれしい。
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