南北首脳会談 ソウル郊外にメインプレスセンターがオープン
- 国際
- 2018年4月26日
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長による南北首脳会談のニュースを世界に伝えるメインプレスセンター(MPC)が26日、ソウル郊外の国際展示場、KINTEX(京畿道高陽市)第1展示場にオープンした。
南北首脳会談準備委員会のプレスセンター支援団は、この日午前9時から首脳会談翌日の28日午前までMPCを運営する予定だ。1万平方メートルの施設に運営スタッフ65人が配置され、夜間にも休まず稼働する。
MPCの中核施設となる統合ブリーフィングルームではこの日午前、首脳会談準備委員長の任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長が会談のスケジュールに関して説明を行う。午後には会談の背景と展望を紹介する専門家の説明会が開かれる。
また、会談当日の27日には大型スクリーンで、会談が行われる南北軍事境界線上の板門店の様子が生中継される。
韓国メディア550席、海外メディア360席、自由席150席の記者席が設置された統合ブリーフィングルームは、約1000人の報道陣を同時に収容できる。
全ての記者会見は海外メディアの記者のために英語、中国語、スペイン語、アラビア語など9カ国語で同時通訳され、報道資料は英文でも提供される。
MPCには統合ブリーフィングルームを中心に、放送中継席とテレビ局専用ブースなどで構成された国際放送センター、写真・映像編集室、インタビュールームなど取材支援のための施設のほか、イスラム教徒(ムスリム)のための祈祷室も備えられている。
首脳会談の主管社に選ばれた通信大手KTが、会談会場となる板門店の韓国側施設「平和の家」での記者会見を360度映像で生中継する。中継に使われる次世代通信規格の第5世代移動通信(5G)と仮想現実(VR)技術を紹介する展示館も設置される。
今回の首脳会談のMPCは、過去2回の南北首脳会談でMPCとして使用されたソウルのロッテホテルの宴会場より7倍以上大きく、平昌冬季五輪のMPCに並ぶ規模となる。
このように大規模なMPCが設置されたのは、南北・米朝首脳会談と続く朝鮮半島の平和定着に向けた歴史的な転換点に対する内外メディアの関心の高さを反映したものだ。
青瓦台(大統領府)関係者は、24日までに41カ国・地域の460社のメディアから2850人が取材登録を行ったと伝えた。現地での登録も可能なことから記者の数は3000人を超える見通しで、2000年の南北首脳会談の際に約1000人、07年に約1700人の記者が登録したのに比べ、大きく増加した。
プレスセンター支援団は報道陣のために、この日の昼食から27日の夕食まで数千食に上る弁当を準備する計画だ。
支援団はMPCとは別に、首脳会談を現場で取材する記者のために板門店の自由の家でも27日にプレスルームを運営するほか、ソウル北方の都羅山にある南北出入事務所の放送中継ブースも合わせて管理する。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長による南北首脳会談のニュースを世界に伝えるメインプレスセンター(MPC)が26日、ソウル郊外の国際展示場、KINTEX(京畿道高陽市)第1展示場にオープンした。
南北首脳会談準備委員会のプレスセンター支援団は、この日午前9時から首脳会談翌日の28日午前までMPCを運営する予定だ。1万平方メートルの施設に運営スタッフ65人が配置され、夜間にも休まず稼働する。
MPCの中核施設となる統合ブリーフィングルームではこの日午前、首脳会談準備委員長の任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長が会談のスケジュールに関して説明を行う。午後には会談の背景と展望を紹介する専門家の説明会が開かれる。
また、会談当日の27日には大型スクリーンで、会談が行われる南北軍事境界線上の板門店の様子が生中継される。
韓国メディア550席、海外メディア360席、自由席150席の記者席が設置された統合ブリーフィングルームは、約1000人の報道陣を同時に収容できる。
全ての記者会見は海外メディアの記者のために英語、中国語、スペイン語、アラビア語など9カ国語で同時通訳され、報道資料は英文でも提供される。
MPCには統合ブリーフィングルームを中心に、放送中継席とテレビ局専用ブースなどで構成された国際放送センター、写真・映像編集室、インタビュールームなど取材支援のための施設のほか、イスラム教徒(ムスリム)のための祈祷室も備えられている。
首脳会談の主管社に選ばれた通信大手KTが、会談会場となる板門店の韓国側施設「平和の家」での記者会見を360度映像で生中継する。中継に使われる次世代通信規格の第5世代移動通信(5G)と仮想現実(VR)技術を紹介する展示館も設置される。
今回の首脳会談のMPCは、過去2回の南北首脳会談でMPCとして使用されたソウルのロッテホテルの宴会場より7倍以上大きく、平昌冬季五輪のMPCに並ぶ規模となる。
このように大規模なMPCが設置されたのは、南北・米朝首脳会談と続く朝鮮半島の平和定着に向けた歴史的な転換点に対する内外メディアの関心の高さを反映したものだ。
青瓦台(大統領府)関係者は、24日までに41カ国・地域の460社のメディアから2850人が取材登録を行ったと伝えた。現地での登録も可能なことから記者の数は3000人を超える見通しで、2000年の南北首脳会談の際に約1000人、07年に約1700人の記者が登録したのに比べ、大きく増加した。
プレスセンター支援団は報道陣のために、この日の昼食から27日の夕食まで数千食に上る弁当を準備する計画だ。
支援団はMPCとは別に、首脳会談を現場で取材する記者のために板門店の自由の家でも27日にプレスルームを運営するほか、ソウル北方の都羅山にある南北出入事務所の放送中継ブースも合わせて管理する。
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