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麻原彰晃死刑囚への死刑執行が間近か「平成のうちに終止符を」


 法務省記者クラブの加盟各社が、“警戒態勢”を敷いている。それはオウム真理教(現・アレフ)の首魁、麻原彰晃(62)の死刑執行に備えているからだ。いつ執行されてもおかしくないXデーはいつなのか。 法務省からクラブ所属の記者にメールが届くのは、午前9時半。そこに“午前11時から法務大臣の臨時記者会見が開催されます”の文言があると、彼らの緊張はピークに達するという。全国紙の司法担当記者がいうには、

「メールには具体的な会見内容は書かれていませんが、事実上、それは死刑執行の通達文書。2017年にも2回ありました。記者会見までの1時間半に誰が死刑になったのかを取材しますが、我々がもっとも警戒している“大物”が麻原彰晃こと松本智津夫なのです」

麻原の死刑判決が確定したのは06年9月。一連のオウム裁判自体、最後の被告である高橋克也と菊地直子に関する最高裁の審理も、開始からすでに1年以上が経過している。オウム真理教に精通する滝本太郎弁護士によれば、

「麻原の死刑執行は、高橋の最高裁判決が出た後だと思います。最高裁判決は、17年のうちに出ると考えていましたが……」

法曹界では滝本弁護士の見方が主流だが、

「安倍政権下では、何があってもおかしくありません。17年7月に2人の死刑が執行されましたが、そのうち1人は再審請求中でした。再審請求中の死刑執行は17年半ぶり。また、12月にも再審請求中の死刑囚2人が執行されたが、そのうち1人は犯行当時19歳。犯行時に未成年だった死刑囚への執行は、永山則夫死刑囚以来、実に20年ぶりでした」(先の記者)

実は17年末には永田町と霞が関のごく一部で“麻原の死刑執行決定”との情報が駆け巡り、一時騒然となったのである。

「Xデーは、それほど先の話ではないでしょう」

こう語るのは、ある政治ジャーナリストだ。

「“いつまで麻原を生かしておくんだ”との世論の批判に対して、法務省の幹部は“自然死させるつもりはない”と語っています。この先10年、20年も麻原の死刑執行を先延ばしすることはありえません」

また、法務省幹部は“平成で起きた事件は、平成のうちに終止符を打ちたい”とも考えているという。

「18年内に新元号が発表され、その年の11月には眞子内親王が結婚し、さらに、その翌年には天皇が譲位されて、“新しい時代”が始まる。そんなめでたい時に死刑を執行したくない安倍政権も、皇室の慶事が目白押しになる前に決着をつけたいと考えているはずです」(同)

どう転んでも、17年末から18年夏までにXデーはやって来そうだという。

「週刊新潮」2018年1月4日・11日号 掲載

一言コメント

日本を震撼させたオウム真理教。現在アレフと名を変え宗教活動を行っているが、麻原の死刑執行で何か動きがあるのか不安である。


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